財務省が公表した2013年6月末時点での国債や借入金などを合計した「国の借金」は1008兆6281億円となり、過去最大を更新した2012年12月末時点(997兆2181億円)を11兆4100億円上回り、とうとう1千兆円の大台を突破しました。もともと、地方が抱える長期債務残高(2012年度末で約201兆円程度の見込み)を合わせれば1千兆円を超えていましたが、国の借金分だけで大台を超える状況となりました。
2012年度末の3月に比べ、国債は約9兆円増の約830.5兆円で全体の約82%を占め、うち普通国債(建設国債+赤字国債)は、約11.3兆円増の約716.4兆円(うち復興債が約11兆円)と過去最高となりました。
この「国の借金」1008兆6281億円は、2013年度一般会計提出予算の歳出総額92兆6115億円の約11倍、同年度税収見込み額43兆960億円の約23倍。年収500万円のサラリーマンが1億1700万円の借金を抱えている勘定です。
また、わが国の今年7月1日時点での推計人口1億2735万人(総務省統計、概算値)で割ると、国民1人当たりの借金は、今年3月末時点の約779万円から約792万円に上昇します。
わが国の公債残高(普通国債残高)は年々増加の一途を辿っており、2013年度末(当初予算ベース)の公債残高は、2013年6月末実績での約716兆円から約750兆円程度に膨らむと見込まれています。これは、2013年度一般会計税収予算額約43兆円の約17年分に相当し、将来世代に大きな負担を残すことになります。
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