湘南といって思い浮かぶのは、「江の島」「烏帽子岩」「葉山御用邸」・・・
人によってそれぞれ、とっておきの「湘南」があると思います。
では、具体的にどこからどこまでを「湘南」と呼ぶのでしょうか?
大磯町には「湘南発祥の地」の碑があり、江戸時代から湘南は始まったとされています。
さらに明治時代、徳富蘆花が逗子の自然を湘南・・・と紹介し、湘南の範囲が相模湾沿岸一帯に広がっていったようです。
まず、車のナンバープレートから「湘南ナンバー地域」を確認してみます。
該当地域ですが、西は湯河原町、北は箱根町、東は藤沢市まで。
個人的には、かなり広範囲にわたって適用されているような印象を受けました。
ちなみに、鎌倉から南東(鎌倉市、逗子市、葉山町)は「横浜ナンバー」です。
次に、かながわシープロジェクト「Feel SHONAN」では、神奈川県・相模湾沿岸の13市町を【SHONAN】と呼んでいます。
具体的には西は湯河原・真鶴から東は三浦まで。
さらに13市町を「県西地域」「湘南地域」「横須賀三浦地域」の3つに区分しています。
「湘南地域」は、藤沢市、茅ケ崎市、平塚市、大磯町、二宮町の5市町です。
行政として、各方面への配慮が見られる区分(苦肉の策)ではないかと思います。
まとめではありませんが、次のようにとらえるのが妥当のようです。
広義の湘南=13市町の【SHONAN】及び「湘南ナンバー地域」
狭義の湘南=5市町の「湘南地域」
写真はいずれも、今年のGWに広義の湘南で撮影したものです。
(Y.U)