昨年あたりから、お客様との会話の中で仮想通貨について聞かれることが多くなり、初めのうちは「あまり詳しくないんです。」と答えていましたが、社会勉強と話のネタになるかと思い、実際に買ってみました。
スマホで呆気ないほど簡単に登録ができて、そのアカウントに振り込んで、準備完了。
何も考えないでポチっと購入しましたが、ジェットコースターみたいな値動きにびっくり。
こりゃまずいと思い、チャートをちゃんと見て売ったり買ったりして、何とか居酒屋1回分のプラスになったところで店じまい。あ~怖かった。もういいです、自分には合いませんね。
さて、仮想通貨についてちょっとだけ解説しますと、仮想通貨はインターネットを通じて買い物やサービスの支払に使えます。中央銀行などの公的な発行体や管理者が存在せずネット上の取引所といわれるところを介して円やドルなどの通貨と交換できます。
日本国内では、ビックカメラなどの実店舗にも仮想通貨用のレジが設置されており、スマホをかざして仮想通貨で買い物ができたりします。また、送金の速さもウリの一つで、早い仮想通貨ですと海外送金が1分かからなかったりします。世界中で何百種類もの仮想通貨があるといわれていますが、いちばん有名なのはビットコインです。
しかし、短時間であんな値動きされたら、今日買った1万円の商品が来週は1万4千円ということもあり得るので、通貨として流通するのはまだまだ先の話かもしれませんね。
仮想とはいえ通貨に税金がかかる?
結論から申し上げますと、仮想通貨の売買で得た利益は原則として、雑所得として給与所得等の他の所得と合算して申告しなければなりません。
では、どの時点で課税されるかと言いますと、日本円や他の仮想通貨と交換して利益が確定した時点となります。また、買い物に支払った時もその時点で利益確定となりますので、注意が必要です。?
詳細は、国税庁から「仮想通貨に関する所得の計算方法等について」が出ていますので、ご興味のある方はこちらもご覧ください。
(T.Y)