ゴールデンウィークに渋谷にあるVR PARK東京という施設に行ってきました。
ここは9種類のアトラクションがあるVRエンターテイメント施設です。
VRとはVirtual Realityの略で、一般的に「仮想現実」と訳されます。主にコンピューターや電子技術を用いて、人間の視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚といった五感を刺激し、あたかも現実かのように体感させる概念や技術を指すもので、こちらの施設では特殊なゴーグルをつけることで、様々な体験ができます。
利用にあたっては事前に時間帯(2時間毎の入替制)を予約し、110分間の間に好きなアトラクションができるというシステムです。予約制とはいえ、それぞれのアトラクションは並びます。アトラクションは説明を含め8分程度のものが多かったです。
まず最初に並んだのは、ゴールドラッシュというアドベンチャー型のアトラクションです。
探索用の機器を背負いゴーグルを装着しアトラクション開始となります。
このゲームではトロッコに乗って移動するのですが、これがとてもリアルで大変驚きました。スピード感もかなりありますし、カーブを曲がるときなど怖いくらいです。
実際はゴンドラが上下左右に多少動くのと、扇風機の風を浴びているだけなのですが、本当に遠くまで行って帰ってきたような錯覚に陥ります。アラフィフの私はゲームの仕方がよく理解できないまま、やみくもにゴールドを集めたり投げたり必死でしたが、結局何をするゲームだったのかはよくわかりませんでした。
このゲームであまりのリアルさに萎縮してしまい、小心者の私たちは当初予定していたバンジージャンプや鉄骨渡り、フィットネス型のアトラクションをやめ、あまり怖くなさそうなゲームに切り替えることにしました。
次にトライしたのは空飛ぶ絨毯です。こちらも本当に空を飛んでいるような感覚です。次々と襲ってくるモンスターを倒すため、武器を使って打ちまくります。私は立ったままでいることができず、ずっとしゃがみこんでいました。
先に友人2人が一緒にプレイしているところを見ていたのですが、二人の動きが揃っていて操り人形のようで面白かったです。
最後にトライしたのはドライビングシミュレーターです。この時にはすでに疲れてしまっていたのもあり、私はのんびり運転で、友人は本気で酔ってしまって途中で休憩したりで、まったくレースにはなりませんでした。
行く前に口コミで、混んでいる日は並ぶ時間があるので3~4つくらいしかできないと見ていて、それしかできないの?と思っていましたが、実際やってみると3つで十分、これ以上無理、という感じでした。ただゴーグルをつけて少し動いているだけなのに不思議です。実際に他の人がプレイしているところなども見られるので、理屈はわかっているのですが、それでも実際やってみるとまんまと騙されます。人間の脳ってあやふやなものなんだということを改めて知った1日でした。
(Y.M)