みなさんはヘアドネーションをご存じでしょうか?
言葉通り髪を寄付することです。
献血のようにお金ではできない寄付なので、できる方が限られてしまうものではありますが、逆にお金ではなかなか寄付ができない人が“誰かの為に寄付ができる”という見方もできると思います。
先日6年生の長女がこのヘアドネーションをしました。
送る髪の長さには規定があり、31センチから寄付ができる団体と15センチから寄付できる団体があるのですが、今回娘は15センチから寄付できる団体「つな髪」に寄付をさせていただきました。
ヘアーサロンでカットをしてもらい、髪を送ったのですが、カット~郵送の方法も決まりがあるので、ざっくりと手順をご紹介。
髪を3~5束に分けて輪ゴムで留めます。
髪をカットします。(今回はヘアドネーションに協力しているヘアーサロンでカットして頂きました)
カットした髪を一つにまとめて、団体に送ります。送る際紙袋などに入れて送ります。ビニール袋だと髪が傷み(カビなど)やすくなるそうです。
髪を切る前日まではとても楽しみにしていた娘も当日は緊張していたようで、髪を切るまでは髪につかないように気を付けながら食事をしたり、いつもより丁寧に髪をとかしたりしていました。
とても良い経験となりました。
髪を切った後で、この髪が頭皮・頭髪に関わる何らかの病気や、がん治療のために髪の毛を失い、ウィッグを必要としている方々のための、医療用ウィッグの原料となるのだということを話したりしました。
今回のヘアドネーションもきっかけは娘の友達からの影響です。
子供だと思っていましたが、最近は新しい経験をするきっかけに子供たちがなっていることが多く、頼もしく感じる今日この頃です。
(M.G)