鳥取県東伯郡三朝町にある三徳山三佛寺をご存じでしょうか?
以前テレビで、日本一危険な国宝と題して紹介されていて、いつかは行ってみたいと思っていました。そして、ついにその時が来ました!
三佛寺の投入堂という建築物が国宝となっており、そこまでの道のりがなかなか危険という訳です。実際に死亡事故もおきているようで、登山するには、受付で靴のチェックを受けます。そして、「六根清浄」と輪袈裟を受取ります。
六根とは「眼・耳・鼻・舌・身・意」を表し、三徳山の急峻な岩肌を登り、荘厳な寺院に祈りを捧げることにより六根を清らかに浄化させるという考え方です。
いざ、出発!
出発するとすぐに、這いつくばるように登るこんな山道。
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鎖を使って、慎重に!
お尻の写真ばかりですみません。
途中にある重要文化財「文殊堂」。
崖の上に建っているので、建物の周りを歩くのも、足がすくみます。
そして、国宝「投入堂」に到着!
投入堂は平安時代の後期に建てられ、建立方法は今も謎とか。
少し遠目にはなりますが、感無量です。
先人の技術は素晴らしい!
下山後は、とても清々しい気持ちになりました。
五感を研ぎ澄ますとは聞きますが、六根研ぎ澄ます、貴重な体験でした。
(E.W)