史上最長の10連休を皆様はどのように過ごされましたか?
TAO税理士法人も暦通りの就業となり(休日出勤を余儀なくされた方もいたかな?)、私自身も長期入院を除けば、入社以来過去最長の連休をのんびりと過ごさせていただきました。
連休中は、終わりを迎える「平成」への回顧が数多くの番組で取り上げられ、自身の就職と「平成」の30年余りは重なる期間が長いこともあり、非常に感慨深い内容が数多く見受けられました。バブル崩壊、度重なる大災害、リーマンショック、長期間の景気低迷等々、自身の生活環境の変遷とともに「平成」には本当に様々な思いがあります。
「昭和」から税務会計に従事する自身の職業に関してでは「平成」とは、ずばり「消費税」の時代といえると思います。
新たな大型間接税として竹下登政権下で平成元年(1989年)4月1日に税率3%の消費税が導入されました。その後、最初の増税は橋本龍太郎政権の平成9年(1997年)4月1日に3%→5%。そして安倍晋三政権下で平成26年(2014年)4月1日に5%→8%。令和元年10月1日には(2019年)8%→10%、さらに30年の消費税の歴史の中で初めて軽減税率が導入される予定です。
消費税は平成とともに始まり、導入後の30年間で少しずつ段階的に増税されてきました。そして、選挙のたびに各政党が様々な主張をしていたのが思い出されます。
新元号の令和元年となった2019年。
10月からは今までとは違う、少し複雑になった消費税制度となる予定です。もう決まったことは仕方ないです。軽減税率やポイント還元制度を利用しながら、国民皆で上手に消費税10%の社会に対応していきましょう。
(T.I)