今回は私の趣味をご紹介します。伝統的な鉄道玩具「プラレール」でございます。
もともと半年ほど前に、夫が1歳息子に買い与えたものなのですが、いつの間にか母親の私が工夫を凝らして構築に励んでいる次第でございます。
さて、このプラレール、1958年に現在のタカラトミーの前身である「とみやま商事株式会社」から発売されました。以来60年近くにわたりほとんど形状が変更されていないそうです。先見の明をお持ちの経営者様だったと想像いたします。
こちらのブログをご覧の男性はもとより女性でも幼少期に楽しまれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。私は幼少期に出会えなかったことを大変残念に感じております。
まずレールの形状だけでも「直線レール」「坂レール」「Uターンレール」のように大変な種類がございます。また情景部品といわれる「トンネル」「駅舎」「鎌倉の大仏」などというのもございます。列車に至っては過去に存在した車両はほぼすべて発売されているのではないでしょうか。
これらを組み合わせてコースを作るわけですが、大人がやる場合はここで注意が必要です。
1歳息子はもともとのシンプルな構成で十分に楽しんでいたのですが、大人が介入すると余計な知恵がある分、「xx段ループ」「複線化」など大規模かつ無駄に凝ったものが出来上がります。
車両についても同様で伊豆に行っては限定踊り子号を探し、静岡の大井川鉄道まで出かけてSLを探すという具合です。
肝心の息子は途中からあっけにとられている様子です。
我が家の場合、レールの拡張を重ねてリビングを占有し始めたころ、夫から猛抗議を受け泣く泣く縮小することとなりました。
せっかくの良質玩具ですので、あくまで息子目線で末永く楽しんでいきたいと思います。
(T.A)