先日、鎌倉から新幹線でGALA湯沢へスキーに行ってきました。鎌倉では雪が降ることはほとんどなく、冬でも比較的暖かいので、雪を見る機会はめったにありません。そんな中、新幹線でトンネルを抜けた瞬間、目の前に広がる一面の雪景色には驚きました。まさに川端康成の**『雪国』**の冒頭のような体験でした。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」
この日は大雪で、ゲレンデもふかふかのパウダースノー。視界が悪い瞬間もありましたが、その分、転んでも痛くなく、雪のクッションが心地よいほどでした。スキー場には外国人観光客がとても多く、特に西洋人のスキーヤーたちは雪まみれになりながら楽しんでいました。顔中雪で覆われながらも、笑顔で滑っている姿が印象的でした。
滑っているうちに、自分もすっかり雪だるま状態。それでも、静かに降り積もる雪の中を滑るのは格別の体験で、まるで別世界にいるような気分でした。寒さは感じたものの、それ以上に雪景色の美しさと、スキーの楽しさに夢中になり、時間を忘れて滑り続けました。
帰りの新幹線では、車窓から雪の風景を眺めながら、また来たいという思いが強くなりました。次回はもう少し技術を磨いて、もっと自由に滑れるようになりたいです。
(T.A)