中国の経済紙にAIにとって替わられそうな職業10選が掲載され話題になりました。
それによると1位:記者、以下、2位:翻訳者、3位:レジ係、4位:販売員、5位:銀行テラー、6位:ネット通販の顧客サービス係、7位:税関、8位:運転手、9位:宅配便配達員、10位:会計士だそうです。
経済体制の違う中国の話ですが、ドキリとしました。ただし、「伝統的な記帳という部分は、歴史の流れに淘汰されるだろう。しかしAIは、重複作業は減らしてくれるだろうが、会計業務簡略化の解決策とはならない」、と解説しています。同感です。会計士業界では、より付加価値の高いサービスをより低価格でお客様に提供していかなければ生き残れないということは、従前より常識になっています。記帳を代行する業務や、クラウド型会計システム、スキャンで読取る等々。新しい技術を取り入れて効率の良い記帳が行える様になってきました。会計士の業務を記帳する業務だけと思われている方は、AIは会計士の業務を奪うと思われるでしょう。本物の会計事務所を目指している私たちの経営理念は、お客様の繁栄を第一義に、常に新しい価値の創造を追及し、高度で多様なサービスを提供することです。本物と呼んでいただけるまでやり続けます。
(T.M)