幼年時代2月生まれの私は、成長遅れで同い年の友達に比べ何をやっても劣勢でした。同じように早生まれの悲哀を感じた方は少なくないのではないかと思います。
我が国の学校年度は4月、世界では欧米を含め学校年度は9月の国が多いようです。学校年度は何月であれ、幼い児童にとっては、一歳近い年齢差はかなり大きいです。
会計年度も4月ですね。
「会計年度が存在しない場合、予算の執行に期限がないので、決算を立てることが不可能となり、予算・決算を行うことが無意味になってしまう。会計年度は会計上非常に重要な要素である。」
という会計年度を決めるにあたっての記述がありました。
会計年度が4月に決まった経緯は、明治19年、財政赤字の穴埋めのため酒造税を繰り入れることとなったため、酒造税の第一期分の納期である4月に合わせて会計年度が決定されました。
お酒は農閑期の冬、農業が本職の杜氏さんが酒造りをしていました。新酒の醸造が行われる冬場を除いた時期の4月を第一期分酒造税の納期としたようです。
とにもかくにも新しい年度が始まりました。
桜も咲いた、プロ野球も開幕。
入学式、入社式など門出を祝う行事も多いですね。
新年度が素晴らしい年度であります様祈念申し上げます。
(T.M)