「義理の姉」を英語では「sister-in-law」と言うそうです。
今まで使ったことがなかった単語なので、今回新たに覚えました。
My sister-in-law is coming to visit on Sunday.
義理の姉(妹)が日曜日に遊びにきます、みたいな。
sister-in-law、すなわち義理の姉から、日曜日にLINEで連絡がありました。
ベトナムに住む友人からたくさんのライチが届いたそうで、我が家にまでおすそ分けをいただけることに。
ベトナム出身の義姉は、ベトナム語、英語、フランス語、そして日常会話程度の日本語も話せるマルチリンガルです。それほど語学が堪能な彼女でも、日本語の習得にはやはり苦労しているようです。
日本語は、ひらがな・カタカナ・漢字という三つの文字体系があり、英語のように26文字のみで構成されているシンプルな言語と違い、漢字には多くの読み方があるため、「世界一難しい言語」と言われるのも納得です。
勉強熱心な彼女は、今年から日本語学校に通い始めたそうです。母国を離れ、仕事や家事と両立しながら新しい言語を学び続ける彼女の努力には、心から敬意を抱きます。
文字体系の多さ以外にも、日本語を難しくしている一因に、相手の感情や置かれている状況を汲み取り、それにふさわしい言動や表現を選ぶという、日本独特の暗黙の文化があるように感じます。
姉さんは、たまに会うと、「チョット フトッタネ」とかズケズケ言ってくる(笑)
苦手と感じる方もいると思いますが、私はシンプルで率直なコミュニケーションのスタイルが素敵だな、と感じています。
なぜなら、身の回りの外国籍の方々は、もの言いはストレートだけと、ユーモアに富んでいて魅力的。皆さんとても学ぶ意欲が高く、エネルギッシュで、人生をより豊かにするための努力を惜しまない方ばかりです。
何かにつけ年齢を言い訳にしている私ですが、彼らからは学ぶべき点がたくさんあり、凝り固まった価値観に良い変化をもたらしてくれるのです。みんな、日本に来てくれてアリガトウネ!
ちなみに、ベトナム産ライチは、みずみずしくて甘みもあり、常温のままでもとても美味しいです。キリンの「ソルティライチ」というドリンクによく似ていると思いました。ライチそのものの味を再現していて、日本企業の技術力ってすごい!
(R.K)