京都は今まで3年間続けて「秋」を満喫し、秋、これぞ京都と思っていました。
今回、春の京都に出向き、また違った姿を見ることができました。
桜の京都は見ることができませんでしたが、このあとの百花繚乱はコブシ・ハナミズキ・モクレン、また何よりも紅葉の新緑がみずみずしく春の腰が据わってくるという感じ。そんな感慨でした。
桜が散る、それは物悲しいけれどそれを過ぎるとたけなわの「春」になる。
それを経てこそ冬は完全に過去のものとなる。苔の緑にも感動しました。
昨年病を得、これは私が生命の豊かさに今まで以上に感じる感性が宿ったと思うしかありません。



(S.T)