今年もゴールデンウイーク恒例行事<新潟へお墓参り>に行ってきました。
高齢(93歳)の母と一緒です。毎年「今年が最後」といいながら何年も続いています。
ふるさとの空気や水のせいか、いつも不調を訴える母も新潟に行くと元気になります。
毎年同じ時期に行くのですが、その冬に雪がどのくらい降ったかでずいぶん景色が違います。
去年は蕗の薹が残雪の間から顔を出していたのに今年は大きな蕗になり、ブナ林に新緑が広がり、かたくりの花が咲き、春たけなわでした。
山菜取りにちょうど良い時期で私たちも木の芽(アケビの蔓)、シオデ、蕨など宿のまわりを散策しながら採ってみました。
山菜は取った後、食べるまでのあく抜き処理が大変ですが、春の苦味は大人の味で格別でした。
明け方、八海山を眺めていると朝日が昇り「ダイアモンド八海山」を見ることができました。
「ふるさとの山に向ひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」
そんな石川啄木の歌を思い出しました。
(A.K)