11月の風物詩といえば「おとりさま」をご存知でしょうか。
「福をかき込む」縁起熊手が売られ、商売繁盛を願うお祭りとして、知られています。
もともとは、江戸時代に秋の収穫を祝い、鷲大明神に鶏を奉納したのが始まりだそうです。
商売をする人にとって「とり」は「取り」に通じる縁起が良い言葉。
商売繁盛を家内に掻き込むものとして、熊手を売る露店が立ち並び、これが、現在季節の風物詩となった「酉の市」の歴史だそうです。
私の実家そばにある鷲神社は「酉の市」発祥とされ、毎年11月の酉の日は、熊手を買い求める人たちで賑わいます。
午前0時の一番太鼓を合図に、終日にわたって、1000店近い屋台が軒を連ね賑わいますが、なかでも、熊手屋さんとの値段交渉の駆け引きと、商談が成立した際の威勢のよい手締めのシーンは、見ているだけで楽しくなります。
一見の価値があると思いますので、(YouTubeでも見れますが…)ご商売をされていない方も、人情あふれるお祭りを体験しに、一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
☆今年は三の酉まであります☆
一の酉 11/6(月)
二の酉 11/18(土)
三の酉 11/30(木)
(Y.K)