先日我が家の三歳息子が大好きなアニメ「おさるのジョージ」をテレビで見ていると興味深いエピソードがありました。
ジョージが砂に埋もれたロボットの友人「ヨーボー」を探すため、天才のワイズマン博士に助けてもらって「金属探知機」を手作りするというもの。その際に使うのがラジオと電卓のみ。なんとラジオと電卓をガムテープでくっつけるだけで砂に埋まった金属を探せるというお話でした。
まさかそんなもので・・・最初はアニメの創作と考えたのですが金属探知機というものに少々興味が湧いてきます。ということで息子の夏休み自由研究と考え、さっそく制作してみることにしました。
電卓は保有しています。ラジオは自宅に適当なものが見当たらなかったので辻堂のホームセンターに出かけ700円で購入することに。(最近はお店でも見かけなくなりましたね)。
自宅でさっそく電卓とラジオをガムテープでくっつけてみます。そしてラジオの変調方式をAMに切り替え、周波数を最大に設定します。これで完成ということらしいのですが、あまりに簡単すぎて本当に動くのか不安になってきます。
私の不安をよそに三歳息子が「ヨーボー」を見つけるべく、リビング掃き出し窓のサッシに探知機を近づけてみると・・・ラジオのスピーカーから「キーン」という音が!なんと本当に金属探知機が完成しました。(主人曰く、電卓のノイズが金属にあたって跳ね返ってくるのをAMラジオで拾えるから、だそう。)
息子は「ヨーボー」と叫びながら庭の探査を続けています。
以上、私と息子の夏休み自由研究の成果。そして我々の商売道具である「電卓」の意外な使い方としてご紹介させて頂きました。もしご興味ございましたら是非お試しください。
皆さま、まだまだ残暑厳しい日が続きますが、お体お気をつけてお過ごしください。
(T.A)