2020年も一か月がたちました。
会計事務所では、年末から3月まで忙しい時期を向かえております。
12月から1月は、年末調整・法定調書合計表・償却資産税の申告の仕事があります。
年末調整後 給与報告書の作成があります。
昔は、この作業が大変でした。 4枚又は3まい複写の用紙に、住所・氏名・給与総額・社会保険料・税額・会社名・会社の住所等々を書いていました。
それを、市役所(区役所)ごとに提出しなければなりませんでした。
でも今は便利になりましたネ
・PCがあります 入力をすれば計算をしてくれ印刷等をしてくれます。
・電子申告があります 郵送・持参しなくてもよいのです。
これを考えると忙しいのかな
ここで、2020年度の給与の源泉徴収事務の改正についていくつか触れておきます。
1.源泉徴収税額表の改正
2.扶養控除等(異動)申告書の住民税に関する事項の変更
3.給与所得控除及び基礎控除に関する改正
<給与所得控除の改正>
・給与所得控除額が一律10万円引き下げられました。
・給与所得控除の上限が適用される給与等の収入金額が850万円、その上限額が195万円にそれぞれ引き下げられました。
<基礎控除の改正>
・基礎控除額が10万円引き上げられました。
・合計所得金額が2,400万円を超える所得者についてはその合計所得金額に応じて控除額が逓減し、合計所得金額が2,500万円を超える所得者については基礎控除の適用はできないこととされました。
4.所得金額調整控除の創設
5.各種所得控除等を受けるための扶養控除等の合計所得金額要件等の改正
経理関係の方はご注意くださいませ。
さて、2月からは確定申告の時期に入ります。
また一段と忙しくなりますが、今、新型コロナウイルス・インフルエンザが流行っていますので健康に気を付けています。
皆様も健康にお気を付けてくださいませ。
(T.Y)