皆様ご存じの通りサラダ油です。
ごま油はゴマから、キャノーラ油はアブラナから、その他オリーブオイルやコーン油等々食用油の名前は主に原材料が使われております。
ではサラダ油の原材料はサラダでしょうか?はい、そんなわけはありませんね。キャベツやレタスから油がとれるわけがありません。
サラダ油は日本のオリジナルの油で、日清オイリオが生野菜に合う油を開発しサラダ油と銘打ったそうです。
気になる原材料ですが、ゴマや菜種トウモロコシなど様々ですが、サラダ油の定義として日本農林規格(JAS)で正式に定められています。
原材料は菜種、綿実、大豆、ごま、ひまわり、とうもろこし、紅花、米(米糠)、落花生など。ただし、2種類以上の原料を混ぜたものは調合サラダ油と呼ばれ、「サラダ油」とは呼ばれない。また、定められた低温の条件下で一定時間放置しても凝固や白濁の無いことをサラダ油の条件としているそうです。
今のご時世でサラダにサラダ油をかけて食する人がいるかはわかりませんが、サラダが原材料だからサラダ油ではなく、サラダに合う油だからサラダ油なのです。
(S.T)