春は出会いと別れの季節です。卒業や入学、職場の異動など別れの寂しさや出会いの予感。
そして、今年は新型コロナウィルスの影響をうけ、不安で心が落ち着かない方もおられるのではないでしょうか。
今回は、そんな不安な気持ちを和らげてくれる「ウイット」にとんだスピーチを紹介いたします。
このスピーチの主は、作家の東野圭吾氏です。
「未来のことを話したいと思います。子供の頃、21世紀になった時、自分は何歳になるかと計算して、43歳だと分かった時、なんだ、そんなジジイになっているか。現在は61歳。43歳を振り返ってみると若かったなと思います。
多くの人たちが100歳まで生きるかもしれません。その時に80歳だった自分を思い出し、ああ、若かったなと、あの時にできることがいっぱいあったなときっと思います。
ここにいる皆さんの明日からの人生の中で、一番若いのは今日です。僕もまた来年1つ年を取りますが、今日が一番、若いんだから、今日が一番、これからの人生で可能性がある。」
悲観は気分によるものであり、楽観は意志によるものである。とはよく聞きますが、2020年は、どんな年として私たちの記憶に残るのでしょうか。
末筆ながら、
医療従事者、地域の方々をはじめコロナウィルスを収束させるため、ご尽力をされている皆さまに敬意を評します。
(M.A)