新型コロナウィルス感染拡大防止の自粛生活も解除されつつありますが、各事業者さんでも独自の感染防止対策を実施していると思います。
私ども法人でも時差通勤や在宅勤務を取り入れながら感染防止に努めております。
しかしお客様の個人情報を扱う私どもの業務では、それら資料を自宅に持ち帰っての在宅勤務に難色を示されるお客様もいらっしゃり、職員全員が同じように実施出来ているわけではないようです。
自分も数回試しましたが、正直自宅で7時間以上パソコンを前にしての業務は難しく、最低半日はお客様のところへの訪問を入れながら在宅勤務を取り入れています。
ある雑誌にありましたが、家では気が散って集中出来ないという人は、ちょっとした打ち合わせに出られる程度の服装に着替えるとか、腕時計をはめてスイッチをオンにする。或いは仕事机がダイニングテーブルでもいつもの席の向かい側に座って景色を変えることも頭の切り替えになるようです。
ところで今年は、コロナ騒動で話題になりませんが中小企業も有給休暇を年間5日以上取得させなければいけない働き方改革の初年度でもあります。コロナ騒動と合わさり今後の働き方を考える大きな年になる事は間違いないでしょう。
近い将来多くの事業者がテレワークの環境整備や制度化を進めていくでしょう。出勤する必要がなければ都心に住む必要もなく、会社も都心や駅前に大きなオフィスを構える必要もなくなります。そうなると、それに群がる飲食店等も今ほど必要なくなってきます。
この見えない小さなウィルスが働き方だけでなく都心の地図をも変えてしまう。恐ろしいことです。
(K.K)