お久しぶりの「飲兵衛のラーメンマン」です。
私は、最近の飲みは「家飲み」が中心で身体のために週4日の休肝日を設けています。ラーメンは相変わらず週1~2回は食しています。
今回は、藤沢市鵠沼時代の元祖「支那そばや」でラーメン界では有名な故佐野実氏の片腕を務めた方が独立開業した「ら塾」をご紹介いたします。
場所は藤沢駅南口から徒歩数分の場所にあり、いつも開店前から行列のできる店です。私も10回程度食していますが、客席スペースより広い厨房に多くの寸胴が並び、店主が忙しくラーメンを作る傍らで2~3人の従業員がサポートしている様は、まさにその味が上クラスであることを感じさせる雰囲気です。
私は決まって醤油チャーシューワンタンにライスを注文して食します。
現物は写真のとおりですが、透き通った醤油スープにチャーシュー、ワンタン、メンマ、海苔、刻みネギが乗っています。
先ずはスープですが、とにかくあっさりしているものの深みがあって、淡麗で重層的な出汁の上品さを感じます。
麺は多加水系の細麺で噛むとコシと共に鮮明な小麦の風味を感じます。このスープには細麺が合うとの判断なのでしょうが、店ではごくたまに中太麺でやることもあります。(個人的には中太麺がいいかも・・・)
そしてラーメンを彩るトッピングですが、豚肩ロースのチャーシューやすべすべの柔らかいワンタンが際立っていて、いつも、それらをおかずにライスも完食です。
食していつも思うのは、このラーメンはかなりレベルが高くて飽きの来ないトップクラスに位置するラーメンだなと思わされます。
私は、故佐野実氏の元祖「支那そばや」の味は知りませんが、このラーメンがそれを彷彿させることは容易に想像されます。
皆様も、是非、食してみてはいかがですか。
(I.M)