今年のお正月は石川県に帰省し元旦は朝から良いお天気でした。
妹家族と柚子の収穫や竹やぶの手入れをし、犬も元気一杯で遠くまで散歩すると田んぼの中にたくさんの白鳥が。シベリア辺りから飛来するようです。
帰宅し夕飯の買い出しに車に乗った瞬間、地面が大きく揺れ、地域の津波警報が鳴り響き前の建物が崩れ始めました。震度5強。家族全員で高台に避難しましたが断水はあるものの家や家族は無事でした。
徐々に周りの状況や輪島や珠洲などの被災状況が明らかになり胸が締め付けられる思いでした。今も冷え込む中、被災地には厳しい状況が続いています。
「能登はやさしや土までも」
能登は6000年の歴史があり遥か昔から交易で栄えた土地柄で、この言葉から人々の優しさや強さ人情味ある温かさを思い出します。子供の頃に祖母と輪島の朝一で触れた温かな光景が蘇ってきます。
被害に遭われた能登の方々が心穏やかに笑顔になれる日が一日でも早く訪れることを切に願っております。
(Y.K)