自宅のPCが故障した。
起動時にマザボ―ドから「ピーピー……」と警告音がなって起動しない。
何度も起動を繰り返すと、何事もなかったかのように起動する場合もある。
「とうとう寿命か?」と諦めて新規にマシンを組み立てることにした。
振り返ってみると壊れかけのメインPCは組み立ててからもう5年近く経っていた。
もう1台のサブPCは約10年前に組み立たもので、ブートにやたらと時間がかかり、辛抱強く待たないとブートしてくれない。
このサブマシンでもInternet検索程度ならはまだ十分使えるが、Windows10にUpdateしてからはほとんど動かしていない。
ゆえに、情報は更新されておらず、ある時点で時が止まったままである。
メインPCが壊れとる、お気に入りに登録した情報などを探すのに苦労する。
そこで新しい部品を買って久しぶり新規にマシンを組み立てることにした。

購入したPCパーツである。CPU、マザーボード、メモリ、そしてハードディスク。
私はこれまでCPUはAMDを使ってきた。安くてそれなりの性能が出るためである。
しかし、今回はIntelのi5-7500にした。この1月にはAMDから新CPUであるRyzenが出荷されたが、如何せん価格が高いため今回は断念し、初めてPCを購入したときのPentium-60以来のIntelマシンにした。
さて、組み立てである。
CPUなどのパーツを新規に組み立てる場合は、ハードディスクをいきなり接続することはせず、まずはCPU+メモリ+ブート媒体の最小構成でブートし、そこでメモリの検査ツール MemTest86を一晩中動作させてエラーの有無をチェックする。

何度か経験しているが、このとき不具合が見つかると組み立て完了までの時間が約1週間のびる。それはパーツを「初期不良」として交換してもらうのに少なくとも1週間はかかるためである。
メモリテストは無事パスした。
今回、随分久しぶりに新しいマザーボードを購入したらBIOSに替わってUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)なる画面が現れた。
「なんだこれは?」と戸惑いながらも、新しいマシンの組み立てにワクワクしている今日この頃である。
(M.K)